今夜はツナとキュウリのパスタ。
ハワイで買ったハーブ入りの塩で味付けすることと、キュウリのシャキシャキ感を残すのがポイント。
パスタは１人分作りやすいし、あっという間にできるので、食材を変えては毎日のように食べている。
このパスタは高校生のとき、よく利用したお店のメニューだ。
当時はキュウリに火を通すなんて不思議な感じがしたが、友達に勧められて初めて食べたとき、美味しくてビックリした。
その後しばらくは、そのお店に行く度にツナキュウを注文していた気がする。
たぶん、もうあのお店はあの場所にはないだろうな・・・
一緒にツナキュウを食べた友達とは、卒業後、すっかり会わなくなってしまった。
ツナキュウが急に食べたくなって、試行錯誤しながら自分で作るようになったのは１人暮らしを始めてから。
作り方は私の想像でしかない。
でも、味の記憶と、一緒に食べた友達との思い出だけは確実に残っている。
料理人の仕事って、そのときの空腹を満たしたり、味を楽しませたりするだけではないんだなって思う。
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